KeyHelperAppletのTIPSです。
KeyHelperAppletの機能を応用して、こんな事が出来るぞという面白い使い方があればご紹介下さい。
NetFront
ネットフロントでの各種ショートカット定義
KeyHelper Version 1.1.4 以降を使用し、アプリケーション固有のランチャーとして設定する事をおすすめします。
[Launch_netfront3]
キーでタブを切り替える
KeyHelperのランチャー機能と任意イベント受付機能を組み合わせてタブを切り替えます。
keyhelper.confのキーランチャー定義のセクションに下記のような設定を記述します。
([TAB]は"[TAB]"という文字列ではなく、タブ文字です)
N = @qcop[TAB]QPE/KeyHelper event(QString,int) F11 2 Right 2 Down 2 Down 2 Down 2 Down 2 Down 2 Down 2 Right 2 Down 2 Enter 2
上記の設定だと ランチャーキー+N を押すとメニューがバババッと開いて次のタブに切り替わります。(ちょっと見た目的に面白いです)
これを応用すればメニューにある機能ならどんな機能にでもアクセスできると思います。
上記の設定は、下記のページダウン/アップ機能と併用すると途中でランチャー機能が動いてしまいます。
また、InputHelperでマウスカーソルを表示している状態だとシステムが落ちてしまいます。
そのため、InputHelperAppletのキーイベント発生機能をするようにして共存を可能にします。
N = @qcop[TAB]QPE/InputHelper key(QString) "click F11" "click Right" "click Down" "click Down" "click Down" "click Down" "click Down" "click Down" "click Right" "click Down" "click Enter"
Version 1.1.4 でアプリケーション毎にキーランチャーを定義できる様になったので
[Launch_netfront3] N = @qcop[TAB]QPE/InputHelper key(QString) "click F11" "click Right" "click Down" "click Down" "click Down" "click Down" "click Down" "click Down" "click Right" "click Down" "click Enter"
の様に専用セクションに記述するとより良いです。
キーでタブを切り替える(改良版)
N = @qcop[TAB]QPE/InputHelper key(QString) "click F11" "click Left" "click Tab" "click Right" "click Tab" B = @qcop[TAB]QPE/InputHelper key(QString) "click F11" "click Left" "click Tab" "click Left" "click Tab"
次のタブ、前のタブに切り替えます。上の方法よりこちらの方が良さそうです。
キーでページダウン/アップを行う
InputHelperAppletと組み合わせてページダウン/アップをキーで操作します。
keyhelper.confのキーランチャー定義のセクションに下記のような設定を記述します。
([TAB]は"[TAB]"という文字列ではなく、タブ文字です)
Up = @qcop[TAB]QPE/InputHelper mouse(QString) "click 620 186" Down = @qcop[TAB]QPE/InputHelper mouse(QString) "click 620 380"
スクロールバーをクリックするイベントを仮想的に発生させてページダウン/アップ操作を行います。
上記設定はSL-C750/インプットスタイル/タブが表示されている状態の場合のクリック位置です。
(タブが表示されていないとUpの位置が変わるので途中までしかページアップできません)
Version 1.1.4 でアプリケーション毎にキーランチャーを定義出来る様になったので
[Launch_netfront3] Up = @qcop[TAB]QPE/InputHelper mouse(QString) "click 620 186" Down = @qcop[TAB]QPE/InputHelper mouse(QString) "click 620 380"
の様に専用セクションに記述するとより良いです。
Left = @qcop[TAB]QPE/InputHelper mouse(QString) "click 620 186 middle" Right = @qcop[TAB]QPE/InputHelper mouse(QString) "click 620 380 middle"
さらに中クリックを使った上記のような設定もするとHOME/ENDっぽい動作も可能です。
リロード/読み込み停止
Fn+Rでもリロードは出来ますが、読み込み停止が出来ないのでリロードボタンの位置をクリックするイベントを発生させます。
L = @qcop[TAB]QPE/InputHelper mouse(QString) "click 480 54"
移動ボタン
移動ボタンをクリックするイベントを発生させます。
M = @qcop[TAB]QPE/InputHelper mouse(QString) "click 620 94"
標準のターミナル
[Launch_embeddedkonsole]
ペースト
V = @qcop[TAB]QPE/InputHelper mouse(QString) "click 340 54"
コメント
[[#rcomment]]
- 2005-02-22 (Tue) 12:59:46 yakty : こんにちは、そういうことも出来るだろうとは思ってましたが、設定作るのが大変だろうなぁと思ってました(笑) 使いたい人もいるのかな?
- 2005-02-22 (Tue) 09:11:35 noir : こんにちは。Dvorak配列のキー設定ファイルを作ってみました。 http://noir.s7.xrea.com/archives/000165.html 自分自身まだ慣れてないですが…。
- 2004-08-11 (Wed) 08:15:23 SS? : TAB文字をそのまんま"[TAB]"と入れてました(苦笑 コメント欄汚してごめんなさい。
- 2004-08-11 (Wed) 06:25:29 SS? : InputHelper入れてNetfrontのショートカットを設定したのですが、うまく動きません(泣 ランチャーキーを押しながら設定したキーを押す、でいいんですよね?
- 2004-03-13 (Sat) 08:23:52 TO-B? : \(^_^)/早速KeyHelper1.1.4導入させていただきました。動作の方もバッチリです。まさに私が想っていたまんまの機能ですごく嬉しいです。ご対応有難うございます。
- 2004-03-13 (Sat) 00:00:59 yakty : Version1.1.4でキーランチャーの動作を拡張したので、お望みの事が出来る様になったのではないでしょうか。
- 2004-03-10 (Wed) 21:50:59 TO-B? : コメント有難うございます。KeyHelperManagerというのがあったのですね・・・今週末に挑戦してみます。
- 2004-03-10 (Wed) 00:05:13 yakty : 一応KeyHelperManagerというのを作り始めてたんですが、しばらく放置気味…(^_^; 今の状態でもアプリ毎という切り替えは可能です。ただし、上記の様な機能を切り替えようとすると.confの読み替えになっちゃうんで、一瞬で読み込み直すと言うわけには行かないんですよねぇ…。
- 2004-03-09 (Tue) 23:48:48 TO-B? : はじめましてKeyHelperとても便利に利用させていただいてます。ところで、現在の画面(アクティブな?)によって動作を制御(有効or無効)するなんてことは難しいでしょうか?(^^;これが出来れば全てのアプリにキーマクロが実装出来ちゃうような気がしたもので。