デバッグ情報の取得方法。
KeyHelperにはデバッグ情報を取得するための仕組みが仕込んであるので、その取得方法を解説します。
注意点
- デバッグ情報は全てのキーイベントを記録しますので、取り扱いにご注意下さい。
syslog.confの設定
syslogファシリティはlocal5を使用しています。
/etc/syslog.conf
に設定を記述し、適当なファイルにログが書き込まれるように設定します。
local5.debug /tmp/keyhelper.log
syslogdの起動
ルートユーザーでsyslogdを起動します。
$ su # /etc/rc.d/init.d/syslog start
デバッグ出力の開始
デバッグレベルを1または2(2の方が多くの情報を出力する)に変更します
$ khctl debug2
設定情報の出力
statisticsを出力します。
$ khctl statistics
または
$ khctl stat
キーマップの出力
キーマップ情報を出力します。
$ khctl dumpkeymap
または
。
$ khctl debug0
syslogdの停止
ルートユーザーでsyslogdを停止します。
$ su # /etc/rc.d/init.d/syslog stop